完全にペーパードライバーだったところから、子どもの送り迎えでやむなく運転しなくてはいけなくなった最近。
よくタイは交通事故数世界ワースト〇位とか聞くし、生活している中でぼやーっと、道路のカオスぶりを目にしていたけれど。
実際自分が運転するようになって、いよいよこりゃ事故が多いはずだと実感。
ぼんやりしたカオスが何から出来ているのか考えてみた。
①バス・トラックなどの大型車が怖いもんなしのワイルドスピード。普通、大型ってゆっくり走るんじゃないの?という常識を覆し、ぶつかれるもんならぶつかってみな! (車体が大きいから事故ってもはね返せる) とばかりのスピードで駆け抜ける。そもそも車が会社のものだからどうなっても良いと思っている様子。
②バス・ロットゥー・ソンテオなど乗客を乗せた車が好きな場所に好きなタイミングで停まる。後続車、道路事情お構いなし。
③レーンは隙間のあるところに作るもの。3レーンでも、4レーン分の隙間があるのなら4列になる 笑 工事で3レーンが2.5レーンになっていることも。中途半端…!
④車間距離詰めがち。「私は譲りません」の意思表示は車間距離を狭めてアピール。中途半端に開けていると、入れてくれると思って逆に事故になる可能性あり。
⑤道路の整備が行き届いていない。ずさん。狭い、暗い、穴。 幹線道路に繋がる需要が多い場所なのに、整備されていなくて狭かったり。
⑥バイクの多さと高確率の飛び出し。三叉路で譲ってもらえた車がパッと曲がろうと出た時に、バイクがお構いなしにビュン!と通ろうとしてあわや事故、を何回も目撃。相手が減速する前提での飛び出し。そしてノーヘルでど真ん中を闊歩(歩いてはいない)。
こう見ると、いい意味でも悪い意味でもタイのフレキシブルさが出ているな~ 笑
日本の道路を思い出すと、どんだけ秩序が保たれていたのかと感心! (道路が狭かったりバイクの代わりに自転車が多いのはあるけど)
もし「タイで運転するコツは?」と聞かれたら、「自分の目のみを信じる」と答えるかも(まじ)。自分の常識を常識と思わない。想定外のことがいつでも起こりうる。
タイで運転マスターしたら、ほぼどこの国でも通用するんじゃないか…
レベルアップ間違いなし。
タイよ、批判したい訳じゃないのです。あるがままをそのまま受け入れるから。
これからも安全運転心がけます。
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