【タイで帝王切開×2回】出産体験談①入院からの流れ・持ち物・かかった費用

生活

はじめに

第一子はバンコク病院で、第二子はバンコククリスチャン病院で出産しました。

周りのタイ人の話を聞いていると、8割が帝王切開での出産という感覚(あくまで私調べ)。

うち半分が経腟分娩を希望して途中まで頑張ったけれどお産が進まず帝王切開に切り替え、残り半分が事前に日にちを決めて予定帝王切開という感じ(再・私調べ)。

私の場合、第一子で経腟分娩を希望していたけれど、予定日まであと3日となっても一切兆候なく、先生が「もう待てない!」と予定日当日の帝王切開を決断(超音波検査で羊水が少なくなっているとかネガティブな兆候があったみたいです)。

第二子はゆえに帝王切開と決まっていたので、37週頃に先生から「38週2-3日から5日くらいの間で好きな日にち選んで~」と言われ予約。状況によると思いますが、37週だと赤ちゃんの成熟度が少し浅いから38週での手術がベストと言ってました。

結果、第一子は40週0日で、第二子は38週5日で元気に産まれてきてくれました。

入院から退院までの流れ

二回とも朝一番の手術を選んで、こんな流れでした。

①前日の夕方に入院。夜ご飯後から断食。
 ↓
②当日早朝に浣腸・毛処理。
 ↓
③手術室へ移動・麻酔。
 ↓
④手術開始
 ↓
⑤赤ちゃんと対面(&写真撮影)後、赤ちゃんは保育器の中へ。自分は術後経過観察後部屋に戻る。
 ↓
⑥夕方頃から3時間ごとに赤ちゃんを部屋に連れてきてくれて授乳。
 ↓
⑦3泊4日後に退院。

時間帯を朝にしても夕方にしても、手術日から数えて3泊4日がカウントされるので、早い時間にした方が術後病院にいられる時間を長くできると思います。朝一番にすると、前泊分は費用かかりません(実質4泊5日)。

病院による違いなのか、間が空いたせいなのか分かりませんが、バンコク病院とクリスチャン病院で違ったのは、手に針を入れるタイミング尿道に尿管を入れるタイミング

手に針を入れるのは、バンコク病院では手術前日から、クリスチャン病院では手術直前でした(そこから点滴(生理食塩水?)を入れていたのと、出産後の痛み止めを入れるのにも使ってました)。

尿道に尿管を入れるタイミングは、バンコク病院では手術直前、麻酔が効いてからに対して、クリスチャン病院では②の時にノー麻酔で入れました。前回の経験があったので、看護師さんにえ、今入れるの?と何回も確認。結構痛かったよ…「さぁ息を吸って!吐いて!」とガチ気味で言われたので、それで体が委縮して余計痛かったのかも。

②の浣腸は、お尻からお水のようなものを一袋分入れた後、トイレで排泄。お腹の中に水が入ってきて少し圧迫する感覚。毛処理は看護師さんがバリカンのようなもので剃ってくれます(主に前面)。

【持ち物】持っていって良かった物

①術後用腹巻
②ピュアレーン(乳首用クリーム)
③授乳キャミソール
④寒さ対策の靴下・上着
⑤アイマスク&めぐりズムの蒸気アイマスク

①術後用腹巻 これをすると傷の痛みがマシになるらしい。実際傷がサポートされる感じでお勧めです。

第一子の時にバンコク病院のパッケージの中に入っていて入手。第二子の時はパッケージに入っていなかったので、持ってなかったら売店で買うといいよと看護師さんが言ってました。

二回とも産後3日目あたりから1か月超毎日毎日付けてました。ろくに洗濯もせずに笑 使い倒したアイテム。

ピュアレーン(乳首用クリーム) トラブル予防に。病院では特に用意がなかったので持参して良かったです。

③授乳キャミソール  下着代わりに。 病院で授乳できる入院着が用意されてますが、そのまま着るとガバっとする感じになるので。

④寒さ対策の靴下・上着 部屋のエアコンを切っても、建物全体が寒かったり、看護師さんが気を利かせて冷房強にしてくれたり笑。

⑤アイマスク&めぐりズムの蒸気アイマスク  ちょこちょこ夜中に看護師さんが血圧などを測りに来てくれる時に暗めといえど電気がつくので、その度に起きてしまう。退院後の体力保存のために寝れる時は寝れるように…!めぐりズムも退院後はなかなか自分の時間が取れないので、入院中に少しでも自分を癒すために…!

他にも洗顔セット歯ブラシなど、備え付けじゃなく自分のものを使いたい場合は持っていった方が良いと思います。私は怠惰が発動され、1-2回洗顔したのみで退院を迎えました笑。

逆に持っていかなくて良かったものは、搾乳機。病院でセットを貸してくれるし、消毒もしてくれました。つまり自分の荷物を出すのが面倒くさいだけ笑。

下着は産褥用を持っていなかったので普通のものを持っていきましたが支障なし。手術後1-2日は下着の代わりにさらしのようなものを巻いてくれてました。ナプキンも病院のもの。その後は病院内のセブンイレブンで夜用ナプキンを買ってきてねと言われたので、家から持っていくか、旦那さんに頼んで買ってきてもらうのが良いと思います。

費用について

帝王切開3泊4日パッケージの費用ですが、

バンコク病院は2017年当時で約10万バーツ、バンコククリスチャン病院では2021年当時で約8万バーツでした。バンコク病院の方が、クリスチャン病院より2-3万バーツお高いイメージです。

感覚的に、毎年一万バーツ近く上がっていっている印象。すごいインフレぶり…

パッケージ外でかかった費用は、事前の新型コロナ検査(一人当たり3000バーツ×夫も手術に同席したので2人分)と、赤ちゃんに黄疸が出た場合の一泊入院代(第一子が入院になり、一泊で2万5千バーツくらいしました…!)。

他赤ちゃんに何かしらの処置が要る場合の費用も別途かかります(第二子が体に小さいコブのようなものがあって、入院中に整形外科的観点から手術して取ってもらいました。ICUでのケア等入れて5万バーツしました…!)。

社会保険に入っているので、少しは返ってきたけれど、日本に比べるとその辺の手厚さが違うな~とひしひし。日本の社会保険が素晴らしすぎるのか。

ちなみにタイの社会保険では、

①出産費用15,000バーツ
②産休中の収入補助22,500バーツ(給料を最高15,000バーツ/月として×50%×3か月分)
③子供手当毎月800バーツ
(2021年現在)

が支給されました。

後から知ったので申請しませんでしたが、妊娠時の検診代も合計1,500バーツ出るらしいです。妊娠週数に応じて一回当たり数百バーツまで、など決まりがあるようです。

体験談②に続きます。

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