風邪と口内炎のマストアイテム
子どもが風邪をひいた時、必ず毎回義両親に飲ませるよう助言される「カオクイ」。
風邪をひいている=身体の中が熱い状態、らしいので、それを冷ます効果がある「カオクイ」で症状が治まるらしい。熱がある、鼻水が出ている、など風邪の症状全般または風邪のサインが出始めたら速攻このワードが出る我が家。常日頃ストックをしておくべきだと義両親に言われてます笑
口内炎のことも ร้อนใน(ろーんない・身体の中が熱い)と呼ばれているので(医学的にそれが名称なのかは?)、試しに口内炎が出来た時に飲んだところ、治りが早いです。日本では口内炎=チョコラBBってイメージでしたが、私の経験上、チョコラBBを飲むよりカオクイを飲んだ方がピークの痛みが2-3日早く終わります。1週間くらい痛かったのが、数日痛いだけで済む感じ。ぜひお試しあれ。
カオクイとは何ぞ。
これが見た目。
ファンシー?なデザイン。他のブランドもありますが名前は同じカオクイ。
中身はこんな感じ。
この液体をそのまま飲みます。味は薄い麦茶。クセがなくて小さい子供もぐびっと飲めます。
説明書きを見てみると、お、中国語でも書いてある。
こう見ると漢方のお薬のようです。「カオクイ」は「羚羊(れいよう)」のことらしい。知りませんでしたが漢方界では有名なのか? 葛根湯で有名な葛根も入ってます(漢方といえば葛根しか知らない私)。
中国語の効能見ると何となく伝わってくる。とりあえず発熱や口の渇きなどに効くよう。
ちなみに服用量、タイ語と中国語で書いてある情報が違うような(タイ語では一日4回、中国語では毎天三次=一日3回?)。まぁいいか。二歳以下についても書いてあるということは、赤ちゃんでも飲めるのか?うちの子は1歳くらいにはもう飲んでた気がします。
陽と陰のバランス
カオクイ、全く知らない存在だったのに、今では耳にタコができるくらい身近で欠かせない存在に。
よく義母に、これを食べると身体の中が熱くなる・冷えるから食べすぎは良くないとか言われます(ある野菜とか果物とか)。タイでは陽と陰の意識が高いのかな? 例えば陽のドリアン(熱くする)と一緒に陰のマンゴスチン(冷やす)を食べると良いとかあるように、東洋医学的な?観点が根付いているのかもしれません。
割と口内炎が出来るタチなのですが、そして熱・冷の観点は全然気にしたことなかったのですが、カオクイを飲んで治りが早いのを実感した時、やっぱり影響あるんだな~と思いました。
そんな冷の戦士カオクイですが、たいていどこの薬局でも売ってます。カオクイと言えば通じます(カオ↘↗クイ→)。一本50バーツしないくらい。この値段で辛い口内炎が治るなら安いもん!ただ大人が飲むとあっという間に一本なくなるので、何本かまとめ買いがお勧めです。
コメント